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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成29年 2月号

「ニーバーの祈り」
出張での移動中は仕事に活かせる知識を求めて書籍を読んでいます。昨年も様々なものを読みましたが、その中で最も印象に残ったものとしての「ニーバーの祈り」という言葉がありました。これは、ある有名経営者の著作の中で紹介されていた言葉で、その方自身が難しい判断をする際の1つの判断材料としていたようです。

神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。 (ウィキペディアの和訳を転載)

この言葉はアメリカの神学者ラインホルド・ニーバーが作者であるとされるもので、薬物依存者の更生プログラムに採用されたことをきっかけに広く知られるようになったそうです。そして、このニーバーの祈りを著者は次のように紹介していました。「変えることができるもの」とは仕事の取り組み方、知識といった自分自身の努力で変化させることができるもの。「変えることができないもの」とは世の中の景気などの自分の力で変化させられないもの。例えばサラリーマンであれば、会社の方針(変えれないもの)のせいで営業成績が伸びないと嘆いても仕方がなく、自分の将来のキャリアを考えてどういった努力をして評価を得ていくか(変えることができるもの)考えて行動する。この、何を受け入れて何を努力するかを間違えず判断することが「識別する知恵」であるとしています。著者自身も経営者として「景気が悪い」「良い人材がいない」ということを成果が出ない理由とするのではなく、現有戦力や環境の中で、いま何を良い方向に変化させられるか、または力を入れても変化を得られないものは何か、ということを必死で考えていたようです。

神よ・・という言葉で始まると、私としてはあまり得意ではない分野の話かなと思いましたが、この言葉自体は様々な立場の方が自分に当てはめて考えることができるものだと思います。以前に顧問先の社長様より教わった「家康公遺訓」や「守成は創業より難し」といった言葉と同じく、素直に良い言葉だと感じましたので、今回「わわわ」でご紹介させていただくことにしました。


 
( 大 瀬 )
「相続税と消費税の動向」
今回は相続税の改正後の結果と皆様の身近にある消費税の動向について少し書かせていただきたいと思います。

平成27年1月1日~平成27年12月31日に亡くなられた方から相続税の基礎控除額の引き下げ等が行われていることはご存知の方は多いかと思われます。
その期間における相続税の申告は平成28年に行われますが、その結果が国税庁のHPより発表されていましいたので紹介します。
平成27年中に亡くなられた方のうち、相続税の課税対象となった方の割合が8.0%で平成26年の4.4%よりも3.6%も増加していました。

一人当たりの課税価格の合計額は減少しており、一人当たりの納税額も減少となっていますが、課税対象となった方の割合が上記の通り3.6%増加したため、トータルでの相続税の納付額は1兆4,766億円から1兆8,116億円へと増加する結果となっていました。相続税の課税対象者が日本の人口の4%台で推移していたものが、この改正により約2倍の8%台になった結果をみると、身近で相続税の心配をされていた方が増えてきていたのは納得できる数値でした。

次に消費税ですが、2017年4月から10%へ引き上げを2019年10月へと2年半延期することが昨年決まりました。この消費税の引き上げ再延期によりできた税制措置がいくつかありますので紹介します。これらもすべて消費税引き上げ再延期2年半と同様に2021年12月31日までの2年半延長となりました。

1.住宅ローン控除
 マイホームの取得などの為にローンを組んだ場合に、一定の要件を満たせば入居した年から10年間、年末の住宅ローン残高の1%(年最大50万円)所得税から控除される。

2.直系尊属からの住宅取得等資金の贈与にかかる贈与税の非課税措置
 父母や祖父母などから贈与によってマイホームの取得等を行った場合に、一定の要件を満たせば、消費税率が10%の場合は最大3,000万円、10%以外の場合は最大1,200万円までの贈与が非課税となる。

3.相続時精算課税の特例
 本来の制度では、贈与のあった年の1月1日時点で60歳以上の父母または祖父母から20歳以上の推定相続人への贈与が対象だが、一定の住宅取得等資金の贈与の場合には、贈与者の年齢は60歳未満でもよい。


( 古 堅 )
「ティファニーのテーブルマナー」
目上の方や諸先輩方とお食事に行かせていただくことがございます。そんな時、「食事時のマナー」というのが、どうしても気になってしまいます。自分は正しく出来ているのだろうか、恥をかく前に勉強してくれば良かったと思うことが多々あります。(私は左利きなので、使い方が左右逆だと思われないように一層注意しながら食事をすることもあります。)もちろん、食事の時のマナーはいただくお料理によって少しずつ異なる点があるということはよく知られているとおりです。たとえば日本食ひとつをとってみても、独特の細かな決め事があります。以前に読んだ記事に心がけたい内容が載っておりましたので、本当にごく基本的なことではありますが、紹介させていただきます。

〇「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶は忘れずに。
実は、食事前に決まった形式の挨拶がある言語は世界でも少数なのだそうです。食事を作ってくれた人、食材を作ってくれた人、自然の恵みに感謝を示すこの挨拶は、日本人の性質を映しているともいえます。

〇 食事をいただく際には、美しい所作をこころがけてみましょう。
特に難しいことはせずとも、意識して背筋を伸ばし、箸を正しく使うだけで清々しい印象を与えるものです。正しい姿勢をとれば、肘を食卓についたり、茶碗を置いたままでご飯を口に運ぶようなことも自然となくなります。

〇楽しくお話をしながら食事をとるのは、けして無作法ではありません。
しかし、友人や家族同士など、無礼講の席では時にはめをはずしてしまうこともあります。座の皆が気持ちよく食事できるようこころがけましょう。

この記事を読んでいて、昔お茶席に招かれた際、全く作法をしらず、茫然としている私に先生が、「知らなくても大丈夫。きちんとしようと思う心遣いが大事よ。」と言われたことを思い出しました。食事時のマナーは人の内面を映すものです。付け焼刃でマナーを勉強しても、一朝一夕では身につきません。逆に、正式なマナーは知らなくても、ほんの少しの心遣いが座の雰囲気を良くすることもあります。せっかくの美味しい食事を楽しむためにも、普段から、気をつけておくことが必要です。


( 前 田 )

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