5月 | 2020 | ジョイン合同税理士事務所

　
　今回は令和2年1月に大阪の南堀江にて新スタジオをオープンされました株式会社un onze様をご紹介させて頂きます。

　株式会社un onze様は平成28年8月に設立され、現在4期目を迎えられるお客様です。これまで、心斎橋のスタジオでピラティスのプライベートレッスンを中心に、アロマトリートメントやエサレンボディーワークなどの様々なフィットネス事業行ってこられました。今回オープンした堀江スタジオでは、日本ではまだ数少ないトレーニングマシン「EMCOMPASS」を用いて、トレーニングを主体としたレッスンを行われております。

　代表の辻川容子様に、いくつかインタビューにお答えいただきました。

Q.今回、新スタジオをオープンするに至った経緯は何ですか？

　「日本最大のスポーツの展示会『スポルテック2018』において、この「EMCOMPASS」のデモンストレーターを務めたのがきっかけでこの機材と出会いました。非常に優れたマシンだったので、この機材をぜひ日本でも導入し、これを使ったフィットネススタジオを開きたいと考えたのがきっかけです」

Q.「EMCOMPASS」について教えてください

　「アメリカの『TotalGym』社が開発したトレーニングマシンで、てこと滑車の原理を用いて自体重を負荷にトレーニングをします。これ1台で２００種類以上のトレーニングが可能です。堀江スタジオでは、これを3台置いて少人数制のマシンを使ったグループレッスンを行っています。」
自重を負荷にするため、怪我にもつながりにくく、ジムにおいてある様々なトレーニングマシンがこれ一つですべてまかなえてしまうという非常に洗練されたマシンでした。実際に私も体験させて頂きましたが、懸垂やジャンプスクワットなど見た目からは想像できないエクササイズを行うことができ、楽しみながら運動をすることができました。

Q.堀江スタジオでのレッスンについて

　「EMCOMPASSを使ったレッスンは、短時間で全身の筋肉を効率良くトレーニング出来ますので、会社経営をされている方々など、忙しく時間が無い方にこそ来ていただきたいと思っています。アメリカでは実業家の方々は、カラダがスッキリすると脳も活性化され、良いアイデアが浮かんでくるとの理由から、少ない空き時間を活用して、積極的に自身のカラダをトレーニングされています。

仕事において健康はなによりも大事ですが、日本では本当にそれを維持する努力をされている方が非常に少ないように感じます。堀江スタジオでは、５０分のグループレッスンを通して、正しい位置、正しい姿勢で筋肉を使えるようにイントラクターが丁寧に指導をしています。また、女性の場合は、もともと筋力が足りていない方が多いのですが、この機材を使うことで、個人個人の筋力にあった負荷に調整して安全にエクササイズが出来るので、ご好評を頂いています。」

　現在3名のインストラクターの方々で、レッスンをしているそうなのですが、既に一か月の予約がほぼ埋まってしまうほどの人気ですので、もしご興味をお持ちの方はお早めにご連絡下さい。

Q.ピラティスとはどういうものですか?

　また、ピラティスについてもご質問させて頂きました。私自身、名前は聞いたことがあるけど、実際どういったものなのか知りませんでしたので、そもそもピラティスってなんなの？というところから、辻川先生に教えてもらいました。

　「ドイツ人のジョセフ・ヒュー・バータス・ピラティス氏が第一次世界大戦時に考案され、後に世界中に広まった、全身の筋肉を整えながら心身も整えるメソッドです。日本でも有名な女優さんがこぞって行っている事で特に女性に人気がありますが、リハビリから生まれているメソッドなので、医療機関関係にも積極的に取り入れられており、高齢の方でも無理なく行って頂けるのが特徴です。腰痛や肩こり等、身体に何らかの不調を抱えられている方に特に効果があります。」

　体の不調だけでなく、精神の不調も整えることがピラティスの特徴とのことです。ヨガと似たイメージを持たれがちですが、動きを止めて心身をリラックスさせるヨガに対して、ピラティスでは一連のエクササイズ動作の中でそれらを行う為、「動く瞑想」などといわれたりもするそうです。

Q.今後のビジョン、展望などを教えて下さい

　「実現出来るかどうかはさておき、ビジョンとしてはEMCOMPASSを使ったマイクロジムのフランチャイズ化を考えています。技術はあるけど、スタジオオープンに関するノウハウを持っていない人や苦手な方が周囲にもたくさんいるので、そのお手伝いが出来ればと思っています。」

　辻川様は、ご自身でレッスンを主宰される傍ら、インストラクターの養成にも取り組まれており、講習会や講演会も積極的に行われていらっしゃいますので、辻川様ならではの視点なのかなと思いました。これからも幅広いご活躍を応援しております。

　最後にお忙しい中、ご協力ありがとうございました。