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クライアント訪問日記

株式会社 Creative Freaks

 今回は、京都市でアニメやゲームで使用される背景CGの制作を営む株式会社CreativeFreaks様をご紹介させて頂きます。 海外の会社と連携しながら制作することが他社にない強みで、代表作品として、「天気の子」、「HelloWorld」、 「BurnTheWitch」、「Fate – stay night – Heaven’s feel」、「鬼滅の刃~無限列車編~」、などの劇場アニメ作品があります。



 代表取締役である菅田社長にお話をお伺いしました。


Q:背景CG制作をはじめられたきっかけを教えてください。

 元々は家庭用ゲームソフトウェアの制作会社で12年程、3DCGのデザイナーをしていました。芸術家としての才能やセンスで勝負するタイプではなく技術的な面を売りにしていました。ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなど著名な作品に携わらせて頂くことができ若い頃に描いていた自分の理想は叶えられたと思っています。30歳半ばをすぎ、技術探究心が若い頃と比べてだいぶ衰えてきた自分に気づき、デザイナーとしては引退したいと考える様になりました。しかし、12年の専門的キャリアをいきなり捨てるのはリスクが高すぎるため、業務外でアプリ販売による収益化を目指しつつ、企画やプロデュースの経験を積めればと思い、仲間と趣味の一環としてアプリ開発のサークルを立ち上げました。iPhone3GSが爆発的なヒットを飛ばしたタイミングで個人開発のアプリも世界でヒットし始めていました。このタイミングを逃す手はないと、アプリを企画・開発し配信を開始しました。そのアプリは有料アプリとして総合ランキング上位、カテゴリランキング日本一、全世界の累計ダウンロード数200万以上、テレビやウェブ、雑誌などで数多く取り上げられることができました。この成功が株式会社CreativeFreaksのベースになっています。ですが、元々収益性がそこまで高いアプリではなかったため、スタッフがこの自社製品だけで食べていくことは不可能でした。そこで別のアプリを開発したり、受託開発などをする様になります。結果としては失敗で2期目では大赤字を出してしまいました。そこからはもともと掲げていた会社のテーマなどは捨ててどうやって会社を軌道に乗せるかのみを考えてデザインしたビジネスモデルがCGイラストの受託制作事業でした。おかげさまで現在は安定した経営ができています。当初目指していた会社の姿とはまるで違う会社になりましたが、社会に貢献できている実感は強まるばかりですので、充実した毎日を送ることができています。思い切って独立してよかったです(笑)


Q:他社と差別化を図っている点を教えてください。

 この業界はブラックなイメージが強く、実際その通りです。これは産業の歴史と構造的な部分から生まれているものなので、逆にその構造を分かった上で対策をすればその問題はある程度クリアできると思って現在のビジネスをデザインしました。日本だけで経営するのではなく、海外の会社と連携し、お互いの強みを持ち合うことで業界の負の面を乗り越えていくという取り組みです。スタッフに残業を強いることはほとんどありませんし、休日もしっかり休める会社を作ることができています。


Q:これからの展開、取り組みを教えてください。

 ビジネスの型はすでにできているのでこれをコツコツと時間をかけて体力がある強い会社にしていきたいと思います。弊社の強みは海外の優秀な会社と連携をとれることなので、現地との関係性をより強化し、人材の育成ができる様にしていきたいと思っています。



 社長の仕事に取り組む姿勢や考え方は非常に勉強になります。今後のますますのご発展を心よりお祈りすると共に、弊社でも微力ではありますが、全力でサポートさせて頂きます。

 本日は、お忙しい中取材にご協力頂きありがとうございました。



株式会社Creative Freaks
ホームページはこちら⇒ http://creativefreaks.net/



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