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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成26年4月号

「コミュニケーション」
 昨年あたりから本屋に行くと、コミュニケーション術について説いた書籍をよく見るようになりました。30万部売れた「伝え方が9割」などは有名なので読まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身もこの手の書籍であったり、購読している雑誌でこの手の記事があればなるべく目を通すようにしています。というのも、数年前のセミナーで講師の「専門家は知識でコミュニケーションをカバーしがちである。」というフレーズが私の職業に当てはまり、非常に記憶に残ったためです。
相手に共感を生み、相手に行動を起こさせるためには、相手の心を動かす必要があります。専門的な知識を、専門用語を並べて説明しても相手は動きません。では、相手に共感を与え、言いたいことを深く理解して行動してもらうためにはどうしたらよいか?一部ご紹介させていただきます。

①個人的な思いや失敗談等の自身の実態を話すことにより、相手に親近感・信頼感を感じさせる
②相手が抱える問題点について、提案内容によりBefore/Afterがどうなるか、またその提案内容をいかに魅力的に伝えるか
③今後取り組むべき方向(提案内容)や共有させたい価値観などに共感を持たせ、そのためには何をする必要があるかを提案し行動を促す
上記を実践するには、日本語の知識をもつことや、表現力を磨くことも必要になります。

職種・職業関係なく仕事をする上においてコミュニケーション力は何よりも重要な能力です。それは生まれ持った才能でなく、努力することにより鍛えられる能力なのです。相手の立場になり、相手を第一に考えてコミュニケーションされていますか?相手に共感を生み、相手に行動を起こさせるためには、相手の心を動かす必要があります。

( 真 下 )
「承認欲求」
 企業においての従業員のモチベーションを上げることは、会社の利益に繋がると思います。そのためにはどのようにその人を評価(認めてあげること)するかということが大事だと思います。
皆さんは承認欲求という言葉をご存知ですか?承認欲求とは簡単に言えば「他人に認められたい」という欲求です。人間関係(親子関係・友人関係・恋人関係・上司と部下の関係など)において重要な事柄であり、企業をマネジメントする上で人事の問題は重要なことですし、知っておくべきことだと思います。
承認欲求は承認されたい対象によって、おおむね2つのタイプに大別されます。ひとつは他人から認められたいという欲求であり、もうひとつは自分の存在が理想とする自己像と重なるかという基準で自分自身を判断することです。前者を他者承認と呼び、後者を自己承認と呼びます。
また、承認欲求は、どのように認められたいのかという「認められ方」の違いによっても、おおむね3つのタイプに大別されます。ひとつは上位承認で、自分が他人よりも優位な関係で認められたいという欲求です。もうひとつは対等承認で、これは他人と自分の関係が平等であることを望む欲求です。そして、最後のひとつである下位承認は、自分が他人から蔑まれたいなどといった欲求です。

従業員のモチベーションを上げ、仕事効率を上げることによって会社の利益を上げていく。評価方法の代表的なものとして給与があります。ですが、下手にその評価方法を使用してはいけません。評価する側にとって都合の良い行動をしたら評価(給与を上げる)する。このマネジメント手法が適用された人は、報酬を前提とした行動しかとらなくなります。経営者側にとって都合の良い承認をしていると、短期的には従業員は望ましい行動をするようになりますが、中長期でみると報酬を与えなければ動かない人になってしまいます。
承認欲求を上手く利用するためには、その人が上記のどの分類に属する人なのかを理解すること、また、どのように評価するのかということ。それによって中長期的にモチベーションを上げることも可能です。しかし、現実の人間は簡単に上記に分類出来るほど単純ではありません。しっかりコミュニケーションをとり、その人が求める「承認」をしてあげることが大事なのではないでしょうか?
今回は経営者目線でのことを記載させて頂きましたが、部下からも同じことが言えますし、家庭の中でも同じです。プライベートの充実は仕事の充実へと繋がります。
 自社の商材についても大事ですが、人材についても今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

( 中 野 )
「LINE」
先日、東日本大震災から丸3年が経ちました。
まだまだ復興の道のりは長く、つい先日のことのように感じますが、その同じ時期に震災をキッカケとしたひとつのコミュニケーションツールが誕生していました。

スマートフォン向けの無料通話・コミュニケーションアプリである「LINE(ライン)*」です。NHN取締役会議長である李海珍(イ・ヘジン)が、震災の直後、出張で日本に訪れたことがキッカケで開発されたそうです。
李氏が、テレビなどで、被災者が電話のつながらない中、家族と連絡を取ろうとする人々の姿を見て、「コミュニケーションツールは結局、大切な人との疎通を強化するのに使うものではないだろうか」と思い、開発チームを設置。その結果、「LINE」が誕生したそうです。

個人的にも愛用していますが、日本では首相官邸公式アカウントも開設されるなど、今や、世界利用者数3億7万人を突破(2014年2月時点)し、連携アプリ、ゲームやクーポンなど、サービスも拡大を続けています。集客のツールとして使用する企業も日々増加しています。FacebookやTwitterなどの次の手となりそうです。皆さんの中にもLINEを使ったマーケティングを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。(※LINEユーザー向け調査結果によると、メッセージの直後の開封率:55.8%以上)
また、先日発表された"LINE電話""LINEビジネスコネクト"など、今後のサービスの拡大は、個人使用に限らず、ビジネス面でも、対顧客向けサービス、企業内の業務ツールとしてなど、身近に活用できるものとなっていきそうです。(通話料の節約のみならず、予約システム、勤怠管理など企業の活用法が期待されます)

毎日利用している"LINE"ですが、誕生のキッカケが東日本大震災と知り、震災の復興とLINEの普及スピードの差に、なんだか複雑な気持ちになるとともに、急速に私達の生活に浸透していっていると改めて感じました。
"便利なもの"から、今後は"なくてはならないもの"へと変化していきそうな"LINE"ですが、本来の姿は、"幅広い"コミュニケーションではなく、"大切な人"とのコミュニケーションツールであることを実感し、今後の動向も注目していきたいなと思います。

*LINEとは、無料メール、無料通話、無料ビデオ通話、画像・動画などの共有、ニュースやクーポン入手、タイムラインなどが可能なアプリ。スタンプが人気。他のSNSと違い、"電話番号"を知っている(親密な)人とつながる仕組み。

( 阪 本 )

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