「ネーミング」 |
誰しもが自分の子供の名前を付けるとき、色々な書物を見たり、字画を調べたり、決めるまでにあれやこれやと試行錯誤するものです。 起業する時も同様に会社の名前をご自身で考えなければなりません。 以前ですが、個人から法人成りするお客様に「一緒に会社の名前を考えてくれ」と相談され、巡回監査の後、あーでもないこーでもないと議論したのを思い出します。 会社の理念であったり、社長の思いであったり、経営者の名前から連想したりと色々考えてみたりするのですが、個人的には、ゴロがよく言葉にした時にスッキリするものや、それどういう意味ですかって思わず聞き返したくなるようなものが好みです。 2015年の新設法人の会社名に多く使われた単語がランキングされましたので紹介します。 1位 ライズ (上昇するという意味が起業家には好まれるようです) 2位 クローバー (某アイドルの影響でしょうか?緑のクリーンなイメージ) 3位 アシスト (毎年ランクインの人気ワード。顧客目線のネーミングです) 4位 さくら (近年上昇しています。福祉介護関連でよく使われます) 5位 ワイズ (賢いという意味があり、何かの単語と造語でも使えます) ほかにも「アドバンス」「アイル」「みらい」「サンライズ」など創業企業の活気や成長志向を表しているものが選ばれているようです。 会社法改正により類似商号の規制がなくなり10年が経ちました。昔とちがって会社名がより自由に決められるようになりました。逆に他社と被ってしまうこともありますので、事前にインターネットなどで調べておくのも必要かと思います。 |
( 安 達 ) |
「新たなる希望」 |
夏の風物詩である高校野球、多くのメダルを獲得したリオオリンピックも終わり、メディが少し落ち着きを取り戻しています。 今年はリオオリンピックの関係で、高校野球の盛り上がりが少し控えめになっていたように思えますが、高校野球でもリオオリンピックでも、負けた選手が謝るという場面で少し物議をかもしているようでした。 "応援してくれた方に申し訳ない""良い結果を残すことが出来なかった"等、今年のオリンピックでは特にレスリングの吉田選手が銀メダルを獲得した場面で、この話が出ていたようです。 吉田選手が個人として負けるのは2001年以来のことで、新聞の一面にも、同じ日に金メダルを取った方より、吉田選手が銀メダルだったことの方が、大きく掲載されていました。約15年間その分野の頂点にいることは並外れた努力が必要だったと思います。負けてしまったことは本人とって悔しいことかもしれませんが、彼女が15年間その階級のトップを保っていたことで、新たな分野に挑戦し頂点を極めた方々がいたようです。例えば、伊調馨選手や小原日登美選手は、吉田選手がいたために、階級を変更し、金メダルを獲得しています。また、今回吉田選手に勝って金メダルを取った選手は、12歳のころから吉田選手に憧れ、階級を変えずに彼女に挑み続け、結果目標である彼女をやぶり、金メダルを獲得しました。 吉田選手が意図して起こしたことではありませんが、彼女の努力が、周りに様々な影響をあたえ、新たなる勝者を生み出しています。「負けてしまって申し訳ない。」と吉田選手は言いますが、彼女が作った偉業にスポットを当ててみれば、それだけでも金メダルに値するものではないでしょうか。 勝ち負けを超えて、世界の頂点の舞台で感じたことや、やろうとしたことを聞けるのは、社会にとって大きな学びになるはずです。次回の東京オリンピックでは、インタビューの場面では、謝罪ではなくそういった経験を聞きたいものです。 |
( 前 田 ) |
「俯瞰的視野」 |
初めまして。今年の3月末に入社致しました大島知弥と申します。入社してから約5カ月が経とうとしておりますが、まだまだ未経験の事も多く、戸惑いながらもやりがいを感じている日々を過ごしております。 先日よりリオ五輪が始まり、多くの日本人選手がメダルを獲得していますが、私自身もテレビを通じて多くの勇気と感動をもらっています。それは私が小・中・高の10年間、野球をしていたからこそ感じるものがあるのではないかと思います。小学生では神奈川県代表として、関東県大会で優勝するなど多くのメダルをもらいましたが、練習は厳しく、心が折れそうになることもありました。そんな中でも結果が出ることの嬉しさ、「努力が実を結ぶ」ということをこの時初めて実感しました。 私の生い立ちはこのぐらいにしておきまして、皆様は何か大切にしている言葉、意識している言葉はありますか? 私は「凡事徹底」「メラビアンの法則」この2つの言葉を常に意識しています。 凡事徹底とは当たり前のことを当たり前にやってのけるという意味です。あいさつをする、約束を守る、時間を守る等、出来て当たり前のことが出来ないとその分相手からの信用、信頼を大きく失ってしまいます。時には自分自身の普段の言動を見つめ直してみる時間を設けてみるのはいかがでしょうか? メラビアンの法則とは人の第一印象は最初の2~3秒で決まるというものです。具体的に判断の割合は外見が55%、話し方38%、話の内容は7%となっています。このデータからまず重要なのは身だしなみを整え、相手に不快感を与えないこと、話の内容ばかりを重視し他の事を怠ると返って逆効果になってしまいます。相手の立場に立って考えてみることで自分自身に対する印象も大きく変わるのではないでしょうか? 私から2つの言葉をご紹介させて頂きましたが、2つの共通点は自分自身を俯瞰的に見ることが新たな発見への手がかりになるかもしれないということです。私も再度俯瞰的な視点で自分自身を見つめ直し、日々成長していけるよう業務に取り組んでいきます。 |
( 大 島 ) |