1. 事務所案内
  2. クライアント訪問日記
  3. 和輪話(わわわ)
  4. 経営情報
  5. 料金プラン
  6. プレスリリース
  7. お問い合わせ

和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成31年 3月号

「スマート?確定申告」
   今年も確定申告の時期となりました。平成30年は副業元年ともいわれ、今年から始めて確定申告に挑戦される方も多いのではないでしょうか。事務所はあいかわらず多忙を極めており、猫でもしゃくしでも手を借りたい様な状況です。 ところで国税庁は今年より"確定申告をもっとやり易く"との趣旨からスマホで確定申告が出来たり、コンビニで納税が出来たりと新たな試みを開始しております。
ご存知ない方も多くいらっしゃると思いますので、今回これら2つの内容についてご紹介してみたいと思います。

1)『スマホで確定申告書の作成・提出 スマート確定申告』
(内容)
平成30年分の申告より、スマートフォンやタブレットで確定申告書の作成や提出が可能となりました。税務署から発行されるID・パスワードがあればそのままスマホで申告する事が可能となります。 (注意点)
・平成30年分以降の申告より利用が可能です。
・「給与が1ヶ所からの方でかつ年末調整完了済であり、ふるさと納税か医療費控除を受けられる方」のみが対象で、これら以外は従来通りスマホ以外での作成・提出が必要です。
・ID・パスワードの発行を受ける為に管轄の税務署まで出向く必要があります。

2)『国税コンビニ納付(QRコード納税)』
(内容)
自宅のパソコン等で作成したQRコードを使用し、コンビニで納付手続きが可能となりました。手続きの流れは次のとおりです。
①自宅等で作成・出力したQRコード(PDFファイル)をコンビニへ持参
②いわゆるキオスク端末(「Loppi」や「Famiポート」)に読み取らせる事によりバーコード(納付書)が出力
③レジにてバーコード(納付書)を提示して納付
(注意点)
・納付金額が30万円未満である場合に限り、QRコード納付が可能です。
・税目は所得税、法人税、消費税、贈与税、源泉所得税をはじめとするほぼすべての国税が対象となります。
・QRコードの作成は国税庁ホームページのQRコード作成コーナーにて行います。

 さっそく自分の確定申告をスマホでやってみました。‥が!
 上記のとおり利用には対象者の制約がかなり多く、私も作成画面の序盤で「お手数ですがPC版をご利用下さい。」とのコメントが出てしまいスマホでの作成には至りませんでした。正直、これではまだまだ世間には広まりづらいのではと感じます。今後、誰もが利用できる様に国税庁には改良を期待したいと思います。

 一方でQRコード納税ですが、所得税や消費税の納税は既に口座振替やクレジットカード納税等、便利な納税方法が普及している為、爆発的な広まりにはならないでしょう。 しかしながらQRコード納税は法人・個人問わずほぼすべての国税に対応している点や、コンビニでは夜間でも納付が可能である点が大きな魅力です。認知度が高まるにつれて普及も広がるのではないでしょうか。
 これら新たに始まった2つの制度、皆様も一度是非お試しください。
         
( 野 神 )
「自動車税」
 消費税率アップに従って、国会などでも議題になっているのが、自動車関係の税金です。
 車を所有すると、多様な税金を支払うことになります。現在の日本の自動車関連の税体系は、自動車の購入、保有、利用の各段階で徴収され、保有者が毎年支払う自動車税は排気量が大きいほど多く、利用の際にはガソリンや軽油など燃料価格に税金が含まれます。車の税金は、大きく分けて車体課税と燃料課税の2種類です。車体課税とは、その名の通り、車両に課せられる税金のことで、車を購入した際に課せられる自動車取得税、新車購入時や車検を受ける際に徴収される自動車重量税、そして登録した自動車に毎年課せられる自動車税(または軽自動車税)です。燃料課税は、燃料そのものに課税される税金のことで、一般的にガソリン税と呼ばれるものは、揮発油税と地方揮発油税の総称です。また、軽油なら軽油引取税、LPG(液化石油ガス)であれば石油ガス税と呼ばれるものも該当します。つまり、購入時には自動車取得税が、所有していれば自動車重量税と自動車税(または軽自動車税)が徴収され、さらに乗っていると揮発油税と地方揮発油税、軽油引取税、石油ガス税のいずれかが課せられるのです。若者の車離れが問題視されていますが、その理由の一つとして、間違いないのがこの維持費の高さでしょう。

 消費税10%への増税時に自動車取得税が廃止される見込みの一方で、同時に新たな税制の導入が予定されています。それが環境性能割です。購入する自動車の環境性能次第で、税率が0~3%の間で決まり、自動車の取得が行われた際に、当該自動車の取得者が納めます。消費税の引き上げに伴い、自動車の販売台数の低迷を防ぐために廃止されるという建前なわけですが、そのかわりに環境性能割という税金が導入されることになりました。ここで注意すべきことは、環境性能割にはエコカー減税が適用されないということです。つまり、これから購入する車の燃費次第で、減税になる場合もあれば実質的な増税につながる場合もあるわけです。燃費性能の悪いスポーツカーや外車を検討している場合は、今まで以上に増税となる可能性が高いです。今後は、車を購入する前に一度環境性能割に当てはめ、支払う合計税額を検討してみてはいかがでしょうか。

 自動車税見直しの背景には、自動車を取り巻く環境変化があります。カーシェアリングの普及で、自動車は所有するものでなくなりつつあり、また、電気自動車の普及で、ガソリンを使うものでもなくなってきました。新車取得やガソリン車の排気量を想定した現在の税体系の考え方が崩れ、大幅な税収減が避けられないため、政府は走行距離に応じ課税する走行税など、新たな税体系の検討を進めています。電気自動車が普及すればするほど、燃料課税による税収は減り、今後財源確保が厳しくなることは明らかです。
( 上 谷 )
「丸亀製麺のヒットの理由」
 私は個人的に丸亀製麺のうどんが好きで、帰り道に通りかかるとついつい入ってしまいます。その時にはいつもお客様が入っていて、賑わっているなというイメージがあります。そんな丸亀製麺の人気の理由を知る機会がありましたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ご紹介させて頂きます。

 結論から言いますと、丸亀製麺は「非効率を大事にしつつ、ムダを徹底的になくしている」ということです。

 非効率の例でいうと、全店に「製麺機」といううどんの生地をつくる機械があり、場所を取ってしまうのでかなり「非効率」なのですが、お客様からすると、製麺機で実際にうどんが作られるところが見えると楽しいですし、さらにおいしく感じます。

 その他にも、丸亀製麺では券売機を置いていません。券売機があれば効率はあがりますが、お金を頂くときに会話があったり、人のぬくもりが感じられるように「非効率」でも券売機を置かないのだそうです。

 対してムダをなくした例が、ネギや天かすの容器を増やし、水をテーブルに設置するなどして、順番待ちや移動のムダを減らしたことで回転率があがり、売上がグッと伸びたそうです。

 丸亀製麺はこれからも、必要なところで「非効率」は続けて、さまざまな工夫で「ムダ」を徹底してなくしていきたい、ということでした。

 今まで「非効率=ムダ」と考えてしまい、マイナスのイメージを持ってしまっていましたが、非効率というのはムダなことばかりではなく、その中にも実は大切なことが隠れているのだなと感じました。

 これからの仕事におきましても、なんでもかんでも効率化といって簡素化してしまわずに、必要な部分では「非効率」を大切にして、取り組んでいきたいと思います。
( 中 川 )

▲ページの先頭に戻る

税理士・大阪・会計事務所・株式会社設立・融資・助成金・節税・決算・確定申告・資金繰り

Google+