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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

令和2年 9月号

「コロナ禍での税務相談事情」

 コロナウイルスの猛威は夏場にかけても収まることはなく、大阪も連日の感染者の増加に経済活動の再開が阻まれています。皆様におかれましても、今期の事業計画の立て直しや資金繰りに日々奔走されていることかと思います。

 そんな中、クライアントの皆様から私共にご相談される内容としましては、やはりコロナ関連の給付金や助成金の受け方や手続きについて、また同じくコロナ関連の制度融資についてなどが一番多いかと思います。ただ最近は相続や事業承継など、コロナ後の先を見据えたお話をする機会も増えてきたように思います。
 新型コロナウイルスの流行によって、ご自身の会社の将来や相続に対する不安が増しているように思います。誰に継がせるか、相続の対策は、借入金などの残債はなど、今まで以上に向き合うことが増えたのかもしれません。
 また法務局での自筆証書遺言の保管制度も7月から始まりました。公正証書遺言に比べて、手間やコストも少ないため今後普及していくものかと思います。
 ジョインでも日本M&Aセンターなどの専門機関と提携して事業承継の取り組みや、遺言書のお手伝いなどを行っております。気になる方は担当者まで是非お声をお掛けください。

 また例年であればこの時期増える相談事例が税務調査、毎年9月~11月は税務調査が増える時期と言われています。しかし、コロナ禍の影響により従来通りの調査対応は難しいかと思います。
 通常、税務調査は会議室や応接室などで行われます。換気や3密の問題もあるので、税務署側も調査先を絞り込み、かなりの確率でしかも短期間で申告漏れや非違を見つけられるケースに絞ってくるのではと予想されます。
 ジョインでは、税務署と非対面で完結する「書面添付制度」を利用しています。まだ実施されてない企業様におきましても、一度ご検討いただければと思います。      
( 安 達 )
「レシートくじで脱税防止」

 【請求書、完全デジタル化へ 仕様統一で政府・50社協議】という記事が、2020年7月30日の日経新聞一面に掲載されていました。ご覧になられた方も多いと思います。この記事は、政府と会計ソフトや税務ソフトを提供するソフトウェア会社等が、オンライン上での共通仕様の請求書システムを作成しよう、という動きが始まったことを伝えるものです。
 詳細は明らかになっていませんが、2023年10月からインボイス制度(※インボイスとは、税率毎にきちっと区分された請求書、と捉えてもらえば大丈夫です。)が始まるにあたって、このインボイスを電子発行すること、オンライン上で完結させる(デジタル化する)こと、が見込まれます。
 なぜ、今頃そんなことを始めるのか、というとそれは脱税の防止です。請求書の発行システムを国が提供することになれば、国は各事業者の大半の売上・仕入をオンラインで確認することができます。これにより過少申告や無申告を防ぐことができるということになります。先に挙げたインボイス制度の導入は、このシステムを導入する絶好のタイミング、ということです。

 実際に、世界各国では違法な税逃れを防止し税収を確保する目的で電子インボイスが使用されてきていますし、それ以外にも様々な方法が採られています。例えば地下経済が大きいといわれるイタリアでは、公平な課税を達成するために電子インボイスを義務化しています。さらに、消費者が普段の買い物をする小売店等ではレジをオンライン化する取り組みが始められました。おもしろいのが、「レジを通さない」という行為を防止するために『レシートくじ』というシステムが始まったことです。
 『レシートくじ』とは、小売店が発行するレシートに国が発行するくじ(宝くじのようなもの)が付されていて、数カ月に一度当選番号の発表がある仕組みです。そうすると、ランチで食べた800円の定食にもお客さんはレシートを発行して欲しい、店側は発行せざるを得なくなる、そのレジの記録はオンラインで管理されている、という算段です。
 身近なところだと、台湾では古くからこの制度を始めていて(なんと1951年)、2ヶ月に1度レシートくじの当選発表があり、1回の当選金額は最高で約3,500万円になるとか。旅行者でも当選金を受け取ることができるので、旅行された方は見たことがあるかもしれません。さらに2012年からはこのデータを購買ビッグデータとして活用を始めているらしく、やはり台湾のデジタル化は進んでいるなぁという印象です。

 日本では『レシートくじ』の話題は今のところありませんが、各国は自国の国民性に合わせて様々な方法で税逃れを防止するための方策を練っています。電子インボイスもその一つです。脱税を防止するという観点からはこういった制度も重要なのですが、適正に申告している方々からすると「制度が変わって面倒!」となってしまうので、なるべく利用者にとってメリットがあり利便性の高いシステムになってほしいです。
( 内 橋 )
「発見や経験」

 皆様は朝食に何を食べられていますか?朝は忙しく何も食べない方、コーヒーだけで済ませるという方も中にはいらっしゃいますが、大半の方がご飯かパンだと思います。 私はご飯派でこれは実家の影響が大きく、学生の頃毎日朝食はご飯でした。父がご飯好きなのもありますが、当時は部活動をしておりエネルギーの源は米だと信じていました。
スポーツも仕事も体が資本ですから、食事には今も気を付けています。

 話は少し変わりますが、先日とある地下街のお店で行列を発見しました。私は『あ~、またタピオカ屋かな?』と思い素通りしかけましたが、近づいてみるとパン屋でした。 よく見ると店内は製造スペースや飲食スペースがなく、店頭販売のみ行っており、しかも商品は食パンしかありません。 そして売り方が一斤販売で、値段が600円~1,000円とあり値段の違いは、生地に含まれる生クリームなど原料配合の違いがバリエーションとなっていました。
 ご飯派の私は食パンの値段とサイズに驚きはしましたが、その場を後にしました。用事を済ませ来た道を戻ると、先ほどのお店の前には同じ光景が待っていました。 何がここまで人を惹きつけるのだろうと興味が沸き、気づいたら最後尾に並んでパンを購入していました。
 食パンを片手に帰宅する間、『購入したものの、食べきれる量なのか?そもそもご飯派』などと考えていると片手が重たくなっていきましたが、楽しみでもありました。

 翌日、袋を開けた瞬間驚きました。焼きたてでもないのに、甘くいい香りがしました。普通の食パンは焼いて食べるのが当たり前だと思っていましたが、お店の方に『生で食べてください』と聞いていたので、そのまま食べると耳の部分まで柔らかく、そして中身も詰まっていて食べ応えもあり、朝から3枚も頂きました。 そのまま生で食べてこんなに美味しいのかと感動し、まさに食パンの概念を覆されました。

 これを機にパン派に転向したかと言うと、今でもご飯派です。好みは変わりませんが、一見興味のないことや、価値観の外にあることも飛び込んでみると発見があり、今回の件で経験することは改めて大事だと気づかされました。 小さなことですが、意識しながら色々な事に挑戦していきたいと思います。

 オススメのパン屋があれば教えてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  
( 松 村 )

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